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E85インストールアドバイス
■燃料消費量

通常のガソリンと比較してほとんどのNAエンジンの場合で20-40%、ターボエンジンの場合で30-50%燃料消費量が上がります。(エンジンによって多少の差はあります。)

■燃料ポンプ

この数年間の間に製造された燃料ポンプであればE85に対応しているはずですが、ほとんどの燃料ポンプメーカーはE85専用ポンプを販売していますのでそれらを使用することをお勧めします。燃料消費量の増加に伴い流量も変わりますので、車両によってはポンプを交換、もしくは追加する必要がある場合があります。

■インジェクター

使用しているインジェクターメーカーに適合を確認してください。現行モデルのインジェクターであれば大抵E85に対応しているはずです。E85対応インジェクターを販売している有名メーカーとしてBosch、Injector Dynamics、Fuel Injector Clinicなどがあります。

■フューエルライン

新型車両のほとんどはフューエルラインを変更することなくE85の導入が可能ですが、ゴム は新品に取り替えることをお薦めします。エタノール専用のゴム(通常SAE J30R7の印字あり)が市場に出ていますが、メーカーに相談することをお勧めします。高濃度の有鉛燃料または MTBEガソリンを使用していた車両の場合は全フューエルラインを取り替えて下さい。

■燃料フィルター

ステンレススチール素材のフィルターを使用して下さい。紙製のものは使用しないで下さい。

注意事項
●E85へ変換する場合、必ず旧燃料を燃料システムから取り除き、洗浄してから新燃料を導入 して下さい。
●エタノールはブレーキオイル同様、吸湿性がありますので大気中の水分を吸収します。常時きっちりと密閉した状態で保存して下さい。未開封のドラム缶は長期保存可能です。開封後は6ヶ月以内に使用してください。2,3ヶ月使用していないE85が入った車両は一度燃料タンクを空にした上で新しい燃料に入れ替えて下さい。
(※E85をご検討のお客様はGCGターボまでご相談ください。)
E85エタノールについて

エタノールは再生可能な資源であり、クリーンな燃焼によりガソリンの代替燃料として多くの国で人気のある選択肢となっています。純エタノールはガソリンと比較してコールドスタートが苦手です。なぜなら純エタノールは揮発性がガソリンよりも弱いためです。したがって自動車に使われる最もポピュラーなブレンドは、E85と呼ばれる85%のエタノールと15%の無縁ガソリンからなる燃料です。

E85は通常のガソリンと比較してほとんどのNAエンジンの場合で20〜40%、ターボエンジンの場合で30〜50%燃料消費量が上がります。(エンジンによって多少の差はあります)理想空燃費がガソリン14.7:1に対してE85は9.8:1である為です。

E85の最も重要な優位性の1つは、ガソリンよりも高い気化熱を持っていることです。これは燃料が液体から気化する時に、より多くの熱を吸収することを意味しています。これにより高オクタン価と相まって、ノッキングやデトネーションに非常に強い燃料となります。

これはE85が高い圧縮、より進めた点火時期、デトネーションの耐性の3つのすべてに対し効果があることを意味します。それでもまだノックが発生する可能性があります。しかしその可能性は非常に低いでしょう。